フィンランド語でYouTube投稿したらラッキーな事が起きました

最近、フィンランド語でのYouTube動画投稿を再開しました。フィンランドに来たばかりの頃はまだ授業に余裕があって、そこそこ週末にYouTubeできていたのですが、その後プログラミングの授業の課題が忙しくなってなかなかできなくなってたんですねー。でも最近ようやく再び時間の余裕が少しできてきたところです。

んで、タイトルの通り、フィンランド語での動画を投稿してよかった事が先日ありました。該当の動画はコチラ。

全部フィンランド語で喋っていて日本語字幕もつけていませんが、内容の要約としてはこんな感じです。

「僕は今フィンランドの大学でITを勉強してて、卒業後はそのままフィンランドでプログラミング関連の仕事に就きたいと思ってます。北欧の友達にこの話をすると、『フィンランドでは今プログラマー不足だから、仕事ゲットするのはそんな難しくないよ。大丈夫に決まってるって♪』という事をいつも言われるのですが、本当にそんなに簡単なのでしょうか?もしこの動画を見ていてIT業界で働いてる人がいましたら、その辺実際どうなのか教えてくださーい!」

で、このYouTubeの動画をいくつか他のサイトでもシェアしたのですが、その内の1つでプログラミング関連のアドバイスをくれるフィンランド人が本当に現れました。しかもメールアドレスの交換までしてくれちゃって、さらに詳しいアドバイスをいろいろといただけちゃったわけです。

メールで彼から教えていただけた主な内容は、

・彼が現在の仕事をどのようにしてゲットしたか
・彼のIT系の友達はどのように仕事をゲットしたか
・IT企業の仕事に応募する前までに最低限できるようになっておきたいスキルの具体例

などです。

最近は日本でもプログラマーの需要が高まっており、IT企業への就職や転職を目指してプログラミングを学習する人が増えているという話を耳にします。しかし、これまでプログラミング未経験だった人がいざ勉強を始めると、

・何から取り組めばいいの?
・どんなプログラミング言語で何ができるといいの?

といった様々な疑問が湧いてくるのではないでしょうか?

そこで、今回の記事では、僕と彼とのメールのやり取りを公開しちゃおうと思います。彼に趣旨を説明して確認を取った所、快くOKしていただけました。流石に名前は伏せとくれやすとの事でしたので、便宜上仮名をつけときます。

んー、そうですね、こんな見ず知らずの弱小ブロガー&ユーチューバーの僕に毎回丁寧なメールを音速で返してくれる親切な人なので(←この人、マジでレス早いです)、

「シンセツヤネンさん」

にしときましょう。(フィンランド人の名字は「‐ネン」で終わるものが多いです)

メールの内容は既にある程度のプログラミングの知識がある人でないとわかりにくいかもしれませんが、今はわからない人でも、ドットインストールなどでプログラミング言語を勉強してからであれば、何の話かわかるようになると思います。

【サイト上でのコメント】

シンセツヤネンさん:

「プログラマーとして仕事をゲットする場合、大切なのはノウハウを実際に使える事です。プログラミング言語ができるというのは必要とされる能力のうちの一部にすぎず、それよりも実際にプランニングができて、ウェブアプリやモバイルアプリが作れるのかどうか、データベースの仕組みを理解しているのかどうか、などが見られています。若い人の場合、勉強する意欲があるかどうかも重要なポイントとして判断されます。プログラミングってやっぱり難しいですし、プログラミングと一口に言っても、その分野はたくさんありますからね。

仕事に応募する際に、自分でプログラミング言語で作った作品を見せれば、採用者側からすれば、この人は

(1)やる気がある
(2)自立して作業できる
(3)同世代の他の応募者よりもプログラミングができる

と見てもらえる可能性があります。

それから、プログラミングにおいては、”実際に手を動かして学ぶ”という考え方があります。

自分自身、半年ほどスペイン語を教室の外で一切喋る事なく過ごしていた事があるのですが、いざ実際にラテン系の人と喋ろうとしてみたら、喋れませんでした。スペイン語をネイティブ相手に、実際に正しい状況設定で使わないと上達しないのですね。プログラミングに関しても同じ事が言えます。

このコメント欄では書ききれないので、もしよければメールアドレスを交換してもっと詳しい話もできますよ。」

とまあこんな感じのコメントをいただけ、その後メールアドレスの交換をしてメールでのやりとりへと進展します。

長くなりそうなので、今回はいったんここで切ります。

↓↓ メール編へ続く ↓↓

現役プログラマーからもらった、IT業界での就職アドバイス(その1)

※ちなみに、フィンランド語での原文はコチラ※
Tämä kommenttikenttä ei ole paras tapa antaa tietoa. Annan mielelläni lisätietoja ja konkreettisia neuvoja, joten jos haluat kuulla enemmän, vaihdetaan mieluummin vaikka emailiin (voit kysyä emailini vaikka iTalkin chatissa). Ohjelmoijaksi työllistyäkseen on tärkeintä osata soveltaa osaamista. Ohjelmointikielen, tunteminen on pieni osa tarvittavasta osaamisesta. Sen sijaan ollaan kiinnostuneempia tietämään, että osaako hakija suunnitella ja tehdä web-sovelluksia, mobiilisovelluksia, tai ymmärtääkö hakija SQL-tietokantoja. Monesti myös harrastuneisuus lasketaan suureksi eduksi, erityisesti nuorten kohdalla. Tämä johtuu siitä, että ohjelmointi on voi olla hyvin haasteellista, ja sisältää paljon eri osa-alueita. Jos hakija pystyy demoamaan jotakin ihan omaa projektiaan, työnantajat voivat nähdä, että hakija 1) on motivoitunut 2) osaa toimia itsenäisesti 3) osaa ohjelmoida enemmän, kuin useimmat ikätoverinsa. Myös ohjelmoinnissa nimittäin pätee lausahdus “tekemällä oppii”. Opiskelin itse espanjaa puoli vuotta puhumatta sitä luokkahuoneen ulkopuolella. Kun kokeilin ensimmäistä kertaa puhua sitä latinojen kanssa, en osannut. Vasta kun aloin puhua espanjaa natiivin puhujan kanssa, opin käyttämään sitä oikeissa tilanteissa. Sama pätee ohjelmointiin.