Page 1:海外渡航の準備における心得(学生ビザ編)

大学からの受け入れ通知が届き、めでたく北欧の大学に行くことが決まった僕。誰の参考になるのか定かではありませんが(笑)、現地での授業が始まるまでの準備の記録をここに記したいと思います。

 

留学などで海外に長期滞在する人に対して僕が送りたいアドバイスを1つに絞るとしたらこれです。

 

とにかく早め早めに動く事、です。

 

海外渡航の準備は、なんでもかんでもスムーズに行くとは限りません。というか、むしろ必ずどこかでトラブったりして遅れが生じるものなので、その遅れが生じたとしても予定の日までに間に合うようにしておくのがよいでしょう。

 

僕が渡航までに準備しておいた事はいろいろありますが、重要度の高いものに絞れば以下の4つだと思います。(もしかしたらめっちゃ重要なものが抜けてるかもですがwとりあえず今パッと思いついたものとして4つ挙げときます…)

 

[1] 在留許可の申請

[2] 現地での住居の手配

[3] お金の移動の準備

[4] 日本から現地の目的地までの経路の確認

 

まず今回の記事は[1]の在留許可の申請について書きます。

 

【そもそも「在留許可」とは?】

今回僕が留学する事になったフィンランドには制度上は「学生ビザ」と呼ばれるものはなく、代わりに「在留許可」というものが発行されます。英語ではResidence permit、フィンランド語ではOleskelulupa、スウェーデン語ではUppehållstillståndといいます。3か月を超える長期滞在をする場合、在留許可が必要になります。

 

在留許可には「学生としての在留許可」、「就労者としての在留許可」などいくつか種類があり、渡航の目的に応じた在留許可を申請し、審査が通ったら在留許可証(在留カード)というものが発行されます。この在留許可はオンラインで事前申請できるのですが、事前申請をするしないにかかわらず東京にある駐日フィンランド大使館に直接出向く必要があります。そこで必要書類の不備がないかのチェックを含めた面談や、指紋採取、在留許可の受け取りは大使館に直接取りに来るか郵送で自宅へ送ってもらうかの選択などをします。

 

なお、少なくとも僕の時は僕以外にいた他の申請者数人も含めて、対応に当たってくれたのはフィンランド人男性で、面談の言語は英語で行われていました。

 

ちなみに面談と書類提出の際にパスポート用の写真も提出しなければいけないのですが、これを忘れると大使館からけっこう離れた場所にある写真屋さんで撮ってくるように要求されます。僕は写真を忘れてきたおかげで写真を撮りに行かされ、それで面談の順番を一番後にされてしまいました。(大使館に到着したのは一番乗りだったのに)

 

面談は事前にオンライン申請をしていても結構時間がかかり、人によっては1人30分ほどかかる事もありましたので、オンライン事前申請はやっておくとよいと思います。

 

ただこのオンライン申請、けっこう記入事項や添付書類が多く、これだけでもなかなか時間がかかります。しかも何を記入したらよいのかわかりにくい欄もあったりしますので、大使館に問い合わせをして返事を待つ時間も考慮すると、やはり早め早めに動くのがいいという事になりますね。

 

【対応が親切だとは限らない?】

ただ厄介だったのがこの大使館とのメールでの問い合わせのやりとりです。全員が全員そうなのかどうかはわかりませんが、僕の対応に当たった人(日本人)は非常に不親切でした。

 

ホームページの説明にわかりにくい所があったから「この部分はこういう意味で合ってますか?」とか「大使館のページと移民局の英語でのページの〇〇の金額の部分が釣り合っていないように見えるのですが、どちらが正しいのですか?」などと聞いたのですが、返ってきた答えは

 

「ホームページをよくお読みになってください」

 

でした。

 

いや、読んでもわかりにくいから聞いてんでしょーが!何のための問い合わせだと思っとる!

 

その後も、ロクに質問に答えてもらっていない部分を再度聞いたりしても、

 

・「以前のメールでお答えしたはずですが、お分かりいただけなかったでしょうか」

・「以前にもほぼ同じような内容でメールをいただいております。再度ホームページをよくお読みになってください」(←いやいや、質問に答えてないから同じ内容で聞いてんでしょーが(笑))

・「〇〇の金額について質問をいただいておりますが、もう一度落ち着いてホームページをご覧になってください。注意して読めば、きっとお探しの情報にたどり着けるはずです」

 

などと人をおちょくっているようなメールが返ってくるばかりで、情報を得るのに一苦労でした。当時日本で勤めていた職場の人にこの話をしても、「何、その謎かけの人(笑)」とか言われましたし、問い合わせに対してこんな対応をしても給料はしっかりもらえるのだから、この人の仕事はなんておいしいのだろうとも思いました。

 

ちなみに大使館は平日しかやっていないので、仕事をしている人は有給休暇をとるなどして行く必要があります。

 

今になってみれば、僕の方からも反撃として

 

「僕の以前のメールで既に要件をお伝えしたはずですが、質問の意味がおわかりになりませんでしたでしょうか」

「もう1度注意して僕のメールをよくお読みになってください。注意して読めば、まだお答えになっていない部分が見えてくるはずです」

 

みたいなブーメランメールを返してやってもよかったかなとも思いますが、まあ在留カードは後日無事自宅に届きましたので一応よしとします。

 

【在留カードと個人番号】

ちなみにこの在留カード、裏側にはフィンランドの個人番号が記されています。(日本のマイナンバーみたいなもの)自分の生年月日(日/月/年の下2桁の順)と、その後ハイフン+数字3桁とアルファベット1文字からなる、計10文字です。これはオンライン申請をする際に「在留カードと共に個人番号も申請しますか?」という欄があるのでそれをYesとしておくといいです。

 

フィンランドに学生や労働者として3か月を超える長期滞在をする場合、この個人番号がないと何もできないといってもいいぐらい不便(というかそもそも入国させてもらえない?)ですので、必ず入国前までに取得しパスポートと一緒に持って入国するようにしましょう。