Page 64:オンライン英会話の選び方!フィリピン系英会話とitalkiを比較してみた

今の時代、英語学習(ていうか語学学習全般)のやり方は実に多様化してきていますね。従来のように英会話スクールに通うという「定番コース」もあれば、インターネットが普及してからは学校に通わなくてもいつでもどこでもできる、オンライン式の

格安スカイプ英会話

も出てきました。

この格安スカイプ英会話、物価の安いフィリピンの英会話講師を雇う事で低価格レッスンを実現させています。

「1レッスン129円から!自宅でできる!」

などという気軽さもユーザーを引き付ける要因となっているのでしょう。

ただし、今はこれだけネットが発達している時代です。フィリピン人Skype英会話だけがオンラインでできる英会話ではなく、他にもオンラインで低価格な英会話を提供している所はあります。

その代表格と言えるのが、italki(アイトーキー)。

italkiは、言語学習者用のプラットフォームで、こちらでもオンライン講師のSkypeレッスンを受けられます。世界中のありとあらゆる言語の先生を探すことができ、当然英語学習にもバッチリ対応しています。

「低価格でできそうだし、オンライン英会話に興味がある」という人は、「でもどれを選べばいいんだろう?どういう違いがあるの?」という疑問をお持ちかもしれません。

そこで本記事では、上記に挙げたフィリピン人講師Skype英会話とitalkiのそれぞれの特徴とメリット・デメリットをまとめてみようと思います。


フィリピン人講師英会話の特徴

フィリピン人講師によるオンライン英会話は下記のリンクのように多々あります。

https://eigokoryaku.com/school/school_50_philipteacher.html

一部「市販テキスト使用時は実費がかかる」という記載のあるものもありますが、基本的には教材費・入会金ともに0円の所が多く、1レッスンあたりの単価が100円台となるサービスを提供しているスクールが多く並んでいます。

レッスン料金の支払いは大抵

・チケット制
・月額制

のどちらかとなっています。

「単価が100円台」とかになるのは月額制の方ですね。月々では5500円とか(ものによってはそれ以上)払うんですけど、高頻度で利用すれば1レッスンあたりにすれば100円台にもなる、という事です。

フィリピン人講師英会話のメリット

大きな魅力の1つはなんと言っても圧倒的なコストパフォーマンスでしょう。月額制で毎日レッスンを受けた場合、1レッスンあたりの単価が100円台っていうのはやはり大きいです。

自分に相性のいいドンピシャな先生を引き当てた場合、質の高いレッスンを低価格で受けられるので、ユーザーの視点からすればこれほどまでにお得なお買い物はありません。

予約を入れずにレッスンを受けたい時にすぐ受けられるスクールも少なくなく、また、日本時間の早朝から深夜まで、ほぼ24時間に近い範囲で対応しているので、時間的には非常にフレキシブルな対応が期待できます。

フィリピン人講師英会話のデメリット

各スクールには複数の講師が在籍しているのですが、気に入った先生が見つかっても必ず毎回その先生にレッスンしてもらえるとは限りません。自分が気に入った先生は他の生徒にも気に入られている可能性が高く、そういう先生は予約が取りにくく捕まりにくい事があります。人気の高い先生に優先的にレッスンしてほしい場合は追加料金を払わなければならないケースも。

実際にフィリピン人講師英会話を受けた人に感想を聞いてみた事があるのですが、講師によってレッスンの質にバラつきがあるようです。優秀な先生は本当に生徒のスピーキングの引き出し方などが上手な一方、「ただマニュアルに沿ってるだけ」的ないわゆる「つまんない講師」もいるらしく、受けてみないとわからない、という部分もあります。

また、1レッスン(25分)あたりの単価が100円台となるのは、あくまで月額固定制でほぼ毎日レッスンを受けられる人が対象のようなので、同じ月額を払っても例えば週2回程度とかだと1レッスンあたりの単価が高くなってしまいます。だからといってチケット制を選んでも、月額制で毎日レッスンを受けた時ほどの単価の安さは確保できないようです。

それから、「フィリピンの祝日はレッスンはお休み!」となっているスクールもあるようで、この日にレッスン受けたかったのにスクールが休みだからできない、という事もあるそうです。

italkiの特徴

italkiの特徴は選択の幅が非常に広い事です。「英語の先生」という条件で検索をかけると、2019年1月の時点で2500人以上の講師が検索結果に出てきました。すごい人数ですね。(逆に、例えば「エストニア語の先生」とかみたいにマイナーな言語で検索をかけると3人とかしかでてきません)

もちろんこれ、フィルタリングの条件を変える事もできます。例えば、「レッスン1時間あたりの価格が9ドル以下」という条件で検索すると、ご覧の通り(2019年1月時点)。

これでも約400人の検索結果が出てきます。他にも、

「どの国の言葉のネイティブか」
「どの日時にレッスン実施可能か」

などの条件で絞り込みをすることもできます。

フィリピン人の講師もいますが、それ以外にもスペインやアラビア語圏出身の英語の先生で1時間6ドルという人などもいます。これだと1レッスン25分に換算すると3ドルを切る事になるので、コスパで見てもフィリピン人講師英会話のチケット制と十分勝負できる価格という事になりますね。

価格帯にもよりますが、その他にもオランダ人、南アフリカ人、ウクライナ人など、文字通り世界の多種多様な人とコミュニケーションをとる事が可能です。もちろん価格次第ではネイティブの講師も見つかります。

italkiのメリット

italkiの大きなメリットは多様性と選択における柔軟性です。基本的にレッスンは1回単位で予約を入れる事ができるので、仮にイマイチな先生がいても二度とその人を選ばないようにする事ができます。もちろん気に入った先生がいれば、5回や10回などの回数券を買って1レッスンあたりの単価を何%か割り引いてもらう事もできます(各先生のさじ加減によって割引の度合いは違いますが)。

また、今の時代、英語でコミュニケーションをとるといっても、世界では必ずしも典型的なアメリカ英語やイギリス英語を喋る英語ネイティブの人ばかりと話すとは限りません。むしろ、実践においてはインド訛りやロシア訛りなど、「英語圏のアナウンサー的ではない」英語を聞く機会の方が圧倒的に多いでしょう。そういった意味でいえば、italkiで「様々な種類の英語」にあらかじめ触れておくというのも、より実践に近い英会話となってよいという捉え方もできるかもしれません。

また、italkiの先生たちは「italkiというスクールに雇われている従業員」ではなく、「italkiという場を借りて語学を教えているフリーランス」みたいな人の集まりなので、英語を教える以外の仕事も経験している場合が多いです。そのため「語学の先生としての仕事」以外の分野でのそれぞれのお国事情なども聞けて面白いと思います。

italkiのデメリット

フィリピン人講師オンライン英会話は予約なしでもいきなりレッスンをできる事が少なくないのに対し、italkiでは最低でもレッスンを受けたい時間の24時間前までに予約を完了させなければなりません。また、予約したレッスンは開始時間の24時間前までなら先生と相談して再スケジュールできなくもないですが、それ以降はできません。

それから、italkiの先生たちはいわば「フリーランス」みたいな人たちであり、italkiに雇われて常駐しているわけではないので、自分の都合でバケーションをとったり半永久的に離脱したりもするため、気に入った先生のレッスンをしばらく(あるいは二度と)受けられなくなる事もあります。

それぞれの講師の質は?

フィリピン人講師オンライン英会話の方は先述の通り、非常に質の高いレッスンをしてくれる先生もいればマニュアル通りにしかできないようなクリエイティブさのない先生もいます。

ではitalkiはどうか?というと、こちらも

「実際にレッスンを受けてみるまでよくわからない」

といった所です。

1レッスンあたりの値段やプロフィールビデオなどは意外とあまり当てにならないです。

僕は普段はフィンランド語を独学で勉強しているのですが、上達具合をチェックするために今の所大体月に1回ぐらいのペースでitalkiでフィンランド語のレッスンを1時間だけ受けています。そして僕の個人的な経験から言わせてもらうと、いろんなフィンランド人の先生のレッスンを受けてみた結果、会話の進め方、生徒のミスの指摘の仕方、全体的な雰囲気の作り方、レッスンに使えるツールの活用の仕方など、総合的に見てこれまでで一番レッスンの質がよかったのは

「値段は一番低く、プロフィールビデオの内容もいかにも『やっつけ仕事』的な超テキトーな人」

でしたw

初めてその人のレッスンを受けた時、彼の現地時間では朝8時とかだったらしく、

「おぉ、5分前とかに起きたぜ」

とか言ってましたw

その人の倍以上の値段で「プロの教師」の肩書のある別のフィンランド人のレッスンも受けた事もあるのですが、実際のレッスンの質だけを純粋に見てみると、やっぱり先ほどのプロの教師の資格もない、あの「やっつけ仕事プロフィールビデオ」の人のが断然良かったです。

でもその先生、当時

「近いうちにニュージーランドに今同棲中のチェコ人の彼女と一緒にワーキングホリデーに行きたい♪」

とか言ってまして(彼は当時チェコ在住)、しばらくするとその人の先生プロフィールが「フィンランド語の先生」の検索結果から消えてしまい、この先生のレッスンは受けられなくなってしまいました。たぶんもう今頃ニュージーランドか、それかさらにどっか他の所を旅してるのかなー。(こういうのがitalkiの使いにくい所ですねー。)

というわけで、italkiにおいては値段やプロフィールビデオや肩書などの「外から見える部分」はあんまり当てにならず、先にも述べましたように実際にレッスンを受けてみるまでは意外とわかんないもんだと思います。

まとめ

はい、では

「フィリピン人講師英会話とitalki、選ぶならどっちがいいか?」

という疑問についてですが、僕的には

「毎日(あるいはほぼ毎日)レッスンを受けるかどうか」

を基準に選ぶとよいかなと思います。

月額固定で毎日レッスンを受けた場合、フィリピン系だとやはり1レッスンあたりのコスパがメチャクチャいいので、あとは質の良い先生を確保できればなかなかの英語環境が整うと思います。

逆に、週2、3回ぐらいまでしか練習頻度が取れないようであれば、italkiよりフィリピン系の英会話を選ぶメリットはだいぶ薄くなると思います。italkiにもフィリピン系にも回数券制度がありますが、これに関してはitalkiでも料金の安い先生という条件で絞り込みをすれば、1時間当たりのレッスン単価で見てフィリピン系にも引けをとらないからです。

先生によって当たり外れがあるのはどちらも同じですし、値段でも大した差がつかないのなら、先生のバックグラウンドにより多様性のあるitalkiに分があるかな、という感じです。

以上、参考になれば幸いです!

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