Page 29:キャッシュレス化が進むストックホルム

よく欧米はカード社会で、数百円レベルの買い物でも現金ではなくカードで支払う人が多いと言われますが、これは実際そうだと思います。オーストラリアに住んでいた時も、スーパーのレジで並んでいる自分以外の人の支払い方法を見てみるとカード払いばかりだったし、今住んでいるフィンランドのオーランド諸島でもそうです。この前スーパーで買い物してた時も、僕の前にいた10歳ぐらいの子供がお菓子を2、3個買うだけでもカードで払ってたしな~。

一方で僕は現金派。やっぱりお金という物体が財布の中に存在している方が「今、お金を持っている」という実感があるし、現金の方が財布の中をパッと見るだけで「今、お金がどれだけ残っているか」とか「お金をどれだけ使ったか」がわかりやすく、使い過ぎを防ぐ心理的ストッパーにもなりやすいような気がするからです。

でもそんな僕も、今回のストックホルム滞在ではカード払いばかりしていました。なぜか?それはそもそも「カード払いしか受け付けない」という所が多数存在しており、そもそも現金で払いたくても払えなかったからです。

 

【ファーストフードもカード】

初日のお昼はMAXというファーストフード店に行きました。MAXはマクドナルドのスウェーデン版といった所で、スウェーデンでハンバーガーといえばMAXなのだそうです。

で、中に入って注文しようと思ったら、注文はセルフのみ。そして現金を挿入する支払い口はどこにも見当たらず。やはり支払いはカードのみのようです。

タッチパネルの画面で注文したいものを選び、カードで支払いをすると、領収書兼呼出し番号の紙が発行され、それを受け取ります。んで、この機械のちょっと前の方に進むと、今度はこんなものが。

注文管理の画面です。左半分の黒っぽい色の番号が注文された番号で、右半分の緑の番号が「できあがり」で食べ物を受け取りにきてOKな人の番号です。こんな感じで注文は全て電子管理されているので、従業員たちは注文されたメニューを用意する事に集中できる、という仕組みです。

※ちなみにこの注文管理の画面、緑の番号で自分の順番が呼び出されているのに取りにいかないまましばらくすると、自分の番号は画面上から消えてしまいます。僕の番号も既に表示されて消えていたらしく、画面を見ながら「僕のハンバーガーはまだかな~まだかな~」としばらく待っていたものの、前に行ってみたらだいぶ前にできあがっていた事が判明^^;

 

【韓国料理店もカード】

その次の日のお昼は韓国料理にしてみました。ここでも現金支払いは受け付けてもらえず、カードのみ。

ちなみにこの看板、各メニューが89クローナ(このブログを書いてる時点のレート、1クローナ13.74円で1,200円ちょっと)と書かれていますが、これはあくまで「ベース」の値段。僕はこの看板の中にもあるFunchozaという麺を注文したのですが、最初はトッピングとかは何も追加しないつもりでした。でも「それだと麺のみになりますが、本当にいいのですか?」とか言われたので、さすがにそれはちょっとな~と思い牛肉とか野菜とかを追加したのでした。んで結局110クローナ(1,500円ぐらい)

で、下がその注文したKorean noodle。(既に混ぜてちょっと食べてしまってからまだ写真を撮ってなかったのを思い出した。。。)

ちなみに僕はペットボトルに入った水を持ち歩いてたのでドリンクは注文しませんでしたが、ドリンクも入れてたらもうちょっと値段が上がっていたと思います。それにしても、たったこれだけのために1,500円とは、やはり北欧の物価おそるべし。

 

【スポーツ用品店もやっぱりカード】

さて、今回のストックホルム滞在のメインの目的の一つは冬物の買い物でしたが、それに非常に適していた場所がスポーツ用品店でした。ストックホルム内にはStadiumというスポーツ用品店が何か所か存在しており、Stadium1か所で僕が今回欲しかった「冬用ジャケット」、「帽子」、「冬用ブーツ」の全てが手に入るのでした。

ちなみにこれがStadiumの入り口。陸上競技場みたいなレーンが床に描かれています。

 

【今回買った冬物一覧】

ジャケット。本来は1,500クローナ(2万円ちょい)だったのが冬のセール価格で1,000クローナ(1万4,000円弱)まで値下がり。風も水も通さない防寒対策バッチリのやつで、中はモコモコで写真で見るよりだいぶ分厚いです。今の所オーランドは最低気温0℃前後と、日本の最低気温と比べてもそこまでメチャクチャ寒くもないので、実際に着るのはもう少し後になりそう。

ニット帽。130クローナ(1,800円弱)。

冬用ブーツ。本来なら500~600クローナ(7,000円弱~8,000円強)ぐらいだったのが、セール価格で300クローナ(4,000円ちょっと)に。内側はモコモコで温かく、外側は防水になっているそうです。

 

【公衆トイレまでもカード^^;】

ヨーロッパの国々では公衆トイレが有料である場合がよくあるのですが、ここスウェーデンのストックホルムも例外にあらず。例えば僕が3日目の夕食をとったフードコートにもトイレはあったのですが、入り口のドアはカードで支払いをしないと鍵が開かないしくみになっておりました。

料金は5クローナ(70円弱)。

カードがなければ公衆トイレにも行けないとは。。。しかもたかだか70円とかのためにw

 

【カード or 現金のトイレ】

カードではなく現金でも入れる公衆トイレも一応ある事はあります。例えばストックホルム中央駅のトイレとかです。こちらではトイレのドアに鍵がかかっているのではなく、電車の改札口のような所があり、お金を払わなけれればゲートを通過できない仕組みになっています。ちなみにこのトイレは男女共用であるため、ゲートの向こうには女性も普通にいます

写真の赤丸の部分がチケットの代わりにお金を入れる部分。ただし入れられるのは10クローナ硬貨のみであり、5クローナ硬貨2枚とかではダメという事になってます。ゲートの左側に立っているおじさんはカードで料金を支払っている所。カードの支払いの所には従業員のおじさんが立っているのですが(この写真には映ってないけど)、大抵は不愛想なオッサンで融通も利かない場合が多いので、この人に5クローナ硬貨2枚を渡して通してもらおうと思ってもダメな可能性高し。

こうしてみると、そこら中にトイレがあり(しかも清潔でハイテク)、無料でほぼいつでも使えるという日本のトイレ事情がいかに恵まれているかがわかります。トイレ事情に関して言えば、たぶん日本より優れている国は地球上に存在しないんじゃないかと思いますね~。ローマ帝国から来た人だって感動してるし。

 

【ストックホルムのカード社会についての所感】

結局今回の滞在で回った場所の中で、僕が現金で支払いできたのは

・滞在したホステルの受付
・フードコートのトルコ料理屋
・セルゲル広場のKulturhusetのカフェ
・Pressbyrånというコンビニ(↓写真)

ぐらいでした。

たしかにカードオンリーにしちゃえばレジでは現金の管理をしなくてもいいし、客も現金を持たないからお金を盗まれてそのまま使われて~っていうリスクが減るから効率化やセキュリティの面からしてみればいいのかもしれませんが、例えばカードを持たずに来ちゃった観光客の人とか、カードを紛失しちゃって再発行を待っている人とかみたいな、カードを持っていない人からしてみたら逆に相当不便なのでは?と思ってしまいました。(即日再発行とか無理だろ~な~。僕の銀行のデビットカードだって発行お願いしてから手元に届くまで3~4週間かかったし)

いくら「カード社会」といっても、やっぱり現金で払いたい人は払えるようにできる余地は残しとくべきなんじゃないかな~と思います。でももしかしたらあと数年もしたら更に「カードオンリー」が徹底されて、上に挙げた現時点では現金OKの所ですらカードしか受け付けないなんて事になっちゃうかもしれないですね。

というわけで、ストックホルムにお越しの際はVISAカードなりMasterカードなり、支払い機能を持つカードを1枚はお持ちする事をおススメします。(あと暗証番号も忘れないようにw)

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