ストックホルム到着、そしてオーランド諸島へ

8月15日(火)の朝8時半ごろ、ストックホルムへ到着。入国審査を済ませてスーツケースをピックアップすると、早速オーランド行きのフェリーが出る港に行くためのバスに乗るためのチケットを買う事にしました。

ストックホルム・アーランダ空港からストックホルムセントラル駅までは空港から出ているバスを使いました。Flyggbussarnaというバスで、スウェーデンクローナで100クローナぐらいでした(レートによりますが1300~1500円ぐらい)。

ちなみにこのFlyggbussarna、券売機はあるのですがどれもクレジットカードの支払いのみで現金を受け付けていないものばかり。一応日本から一枚だけクレジットカードは持ってきていたのですが、僕はなんとなく現金で払いたいタイプなので現金で払える場所を探しました。すると見つかったのは空港の建物の中にある窓口一か所のみ。やっぱり電子マネー化が進んでるんでしょうかねぇ~。

空港からバスでおよそ1時間でストックホルムセントラル駅に到着。ここから港へは事前にネットで予約しておいた「バイキングライン」が運航しているシャトルバスに乗ってKapellskär(カペルシャー)という港まで1時間半ほどかけて行きます。


北欧の公衆トイレ事情

港に向かうバスに乗る前にフードコートで軽く昼食をとり、トイレにも寄っていったのですが、ここで日本ではありえない事が2つ。

まず、お金とられます。10クローナ。(130~150円)それもクレジットカードの支払いか、10クローナ硬貨のみしか受け付けないのだとか。5クローナ硬貨2枚とかだとダメです。融通効かんのぉ~。大きいので払ってお釣りとかもないんですかい。しかも僕の持っていた5クローナ硬貨たちは古いお金だからどの道使えないのだとか。スウェーデンの友達に聞いた話によると、古いお金は自分で銀行に行って新しいのに交換してもらわないと使えないそうです。

そしてもう1つが、トイレが男女別に分かれていないという事です。中に入るとそこには多くの個室トイレが並んでおり、僕の入った個室のすぐ隣では若い女性が電話で「あ~でもその料金プランだと月々〇〇ギガしか使えないしぃ~」みたいな事を喋っているのが丸聞こえでした。

洗面所で手を洗っててもすぐ横に女性がいましたし、間違って女子トイレに入ってしまったのかと思いました。しかし僕の姿を見ても女性たちはノーリアクション。さすがに僕が女性だと思われたという可能性はゼロでしょうから(←間違えられてたら逆に怖いわ)、やはり男女共同のトイレはここでは珍しくないという事なのでしょう。

(※あ、ちなみに大学ではトイレは男女分かれていたので、全てのトイレが男女共同というわけではなさそうです)

予約しておいた港行きのバスの窓口に向かう途中、エスカレーターに乗っているスウェーデン人親子を見かけました。

お母さん:「こら、エスカレーターには飛び乗らないの!」

男の子:「だって段差があるんだも~ん」

お母さん:「だからってジャンプしなくてもいいでしょ。またげばそれで済むのに」

みたいな感じのやりとりが聞こえてきて、ああどこの国でも親子のやりとりはこんなもんなのか~としみじみ。


チェックイン、フェリーに乗り込む

僕の場合はストックホルムセントラル駅からカペルシャー港までのシャトルバスもフェリーのオンライン予約の時に同時に手配しておいたので、駅の上階にあるチェックインカウンターでチェックインをしてチケットをもらいました。

バスに乗って1時間半ほどすると港に到着。

そしてフェリーに乗り込みました。

フェリーの中にはスロットなどのゲームがあったり、10ユーロで皿に好きなものを好きなだけ盛れるビュッフェがあったり。その時の波の程度にもよるそうですが、僕の時はそれほど揺れませんでした。

フェリー内には免税店もあり、服や靴などのお買い物もできます。僕は特に買うものもなくただ見ていただけだったのですが、こんなものを発見。

マリオ!こんな遠く離れた北欧にまで!任天堂おそるべし。


現地在住日本人のおかげで

さてさて、そんなこんなでオーランド諸島のマリエハムン市内の港に到着。時刻は18時を回ったぐらい。入居する事が決まっていたアパートとの契約では、入居は翌日の16日からで部屋の鍵を受け取れるのは16時までとなっていたので、前日に現地入りしてホテルを1泊予約しておいたのでした。

こちらがそのホテル。港から歩いて10分かからないぐらいだったかな?

一応この島には飛行機で来れなくもないみたいですが、料金が高いらしいです。しかもマリエハムンの空港はほんっとに小さいし(今まで見た空港で最小レベルでした)、24時間空いてないし、飛行機が出入りする本数もかなり限られてるし、飛行機使ってもそんなに便利じゃないかもです。

ちなみに今回のフェリーを使ったルート(ホテルまでも)をどうやって知ったのかというと、現地の日本人の平野さんという方に教えていただきました。こんな島に来る日本人なんて僕1人ぐらいだろうと思っていたのですが、実は既に先客がいたんですね(笑)

ではこの平野さんとどうやって知り合ったのかというと、元々僕がフィンランドの学生ビザ(正確には学生用の在留許可)の申請の仕方がわからずにオーランド大学の人に聞いたら、「大学側ではわからないのでこちらの機関に問い合わせしてください」と言われたのでそこに連絡してみたら、返事をしてきてくれたのがこの方だったというわけです。なんという超偶然(笑)

(※そしてブログに平野さんの名前を出すのにもご了承いただけました^^)

おかげ様で来る前に現地の情報をいろいろいただく事ができ、1人ぼっちよりもだいぶスムーズに事が進みました。は~、ありがたやありがたや。