管理人のバックグラウンド

どうもこんにちは、この度ブログ

『SONOTAさんの北欧通信』

を開設いたしました、管理人のSONOTAさんです^^

ひょんな事から北欧に興味を持ち始め、社会人デビューして4年間働いた後、今は学生に戻りフィンランドのスウェーデン語圏のオーランド諸島という所で留学しています。このブログでは、主に僕のオーランド諸島での現地生活のレポートや、海外生活を送るにおいて役立つ(かもしれない)、ちょっとした豆知識などを提供できたらいいなと思っています。

さてさて、今回は第1回目の投稿という事で、僕自身の簡単なバックグラウンドの紹介も兼ねて、どのような経緯で北欧に来ることになりこのブログを立ち上げたのか、以下の3つのポイントに沿って書きたいと思います。

[1] そもそも何で北欧に興味を持ったのか
[2] 北欧で留学するにしても、何でオーランド諸島を選んだのか
[3] ブログのタイトルの由来

まず、

[1] そもそも何で北欧に興味を持ったのか
について。

これ、よく聞かれるのが、

「オーロラが好きなの?」とか、
「北欧神話が好きなの?」とか、
「北欧の家具が好きなの?」とか、
「ウィンタースポーツが好きなの?」とか、はたまた
「もしかしてメタラー?」

などの質問なのですが、違います。全部違います(笑)

もちろんこれらも北欧を代表する見所ではあるとは思いますが、僕が最初に北欧に興味を持ったきっかけはフィンランドの教育です。

僕は大学時代に教員免許を取るための教職課程の授業も受けていて、その授業のうちの1つで「教育というテーマに関わっていればなんでもいいから、1人1つずつプレゼンをやりなさい」という課題を出されたんですね。その時にフィンランドの教育についてプレゼンをした子がいたのです。

当時2008年はフィンランドが国際学力調査テストPISAで極めて優秀な成績を修めており、しかもアジアの国々のようないわゆる「詰め込み教育」を使っていなかった事もあって教育関係者の間で話題になっていました。

これをきっかけに僕はフィンランドの事を知り、そこから派生して他の北欧諸国にも興味が湧いてきました。すると、次にわかってきたのが、フィンランドの教育が優秀なだけでなく、北欧の国々は様々な種類の世界ランキングで上位ランクインの常連国である、という事です。例えば、

・男女平等ランキング
・政治における汚職の少なさランキング
・報道の自由度ランキング
・世界幸福度ランキング

などですね。

僕はそれまで海外に関しては英語圏の国にしか興味がなかったのですが、このランキングを見て「あれっ?」って思いました。何で上位を占めてるのはアメリカでもイギリスでもなく北欧なのだろう、と。

そのように疑問を持っていたある日、たまたま運よくフィンランド人やスウェーデン人の知人、友人が何人かできまして、それをきっかけにさらに北欧に対する気持ちが強まってきました。

「いいな~、住んでみたいなぁ(´▽`)」と。

そして次に

[2] 何で目的地がオーランド諸島なのか?

という疑問が湧いてきた方もいらっしゃるかもしれません。

たしかに。普通北欧を目指すなら、例えばフィンランドやスウェーデンだったら首都のヘルシンキやストックホルムとか、大きめの街を選びそうなものですよね。

僕も実は最初は都市部がいいなと思ってました。最初はフィンランド語をやっていたのですが、当時は難しすぎて一度挫折しましてorz(2011年時。2016年から再びフィンランド語も勉強し始め、現在も継続中。)、スウェーデン語に乗り換えてそのままスウェーデン語を勉強していたので、ストックホルムとかイェーテボリとかで、英語で授業が受けられて日常会話ではスウェーデン語が使えそうなスウェーデンの大学院で北欧の教育や社会科学を勉強できたらな~と漠然と考えていました。

でもここで問題点が2つ。

★スウェーデンは自国民は学費は無料だが、EU国籍を持たない僕はそれが適用されず学費を払わなければいけない。ただでさえ物価がバカ高い北欧で、生活費に加えて学費も払って留学するなんて余裕はあるのか?
★スウェーデンではどうやら大学院で修士号をとってもその後スウェーデン国内で仕事をゲットできずに国に帰る事になる留学生が多いらしい。留学後も北欧に住み続ける事を考えている僕にとって、教育や社会学系の専攻で留学プランを進めて大丈夫なのか?

これらの問題点を解決するために、僕は以下の2つの条件を満たす北欧の教育機関を探す事にしました。

☆EUの外から来た外国人でも学費無料の大学はないだろうか
☆大学卒業後に現地での就活にある程度の勝算がありそうなプログラムはないだろうか

すると幸運な事に、フィンランドでは現地語であるフィンランド語かスウェーデン語のどちらかで授業を受けるのであれば、非EU圏の外国人からでも学費を取らないという事が判明(2017年時点)。さらに、北欧のいろんな人から聞いた話や、北欧で仕事をした経験のある日本人のブログなどで読んだ話によると、IT系のスキルがあれば北欧では比較的簡単に仕事がゲットできるらしいという事も判明(←ホントかどうかはまだやってみないとわかんないけど)。

僕はプログラミングはちょっとだけかじった事はあったし、プログラミングのできる知人友人から「語学ができればプログラミングも割とスムーズに覚わるはずだよ^^」と言われ、スウェーデン語でプログラミング言語が学べる学部を探す事にしたのでした。

そこで出てきたのが、フィンランドのスウェーデン語圏であるオーランド諸島にあるオーランド大学のInformationsteknikというプログラムです。早速願書を用意し、スウェーデン語能力試験も受ける必要があるとの事だったのでそれも受け、一応合格して願書と共に語学力証明書も提出した所、なんと大学の受け入れ通知が来てしまいました!

学費はタダだし、社会人デビューしてから4年間働いて稼いだお金のほとんどを貯金に回しておいたし、生活費はなんとか賄えるはず。こうして僕はオーランド諸島という、島全体でも人口が3万人を切っているような所へ留学する事になったのです。

さて、そんなこんなでオーランドでの留学が決まり、こ~んな珍しい所に来た以上はブログにその記録を残さねばという事でブログも立ち上げる事にしたのですが、そこで考えたのが

[3]のブログの名前。

何にしようかな~と。とりあえず「~の」という形にはしたいな~と思っていました。「千と千尋神隠し」とか、「トリビア泉」とかみたいな。

「の」の前にはやっぱり自分を表す言葉を入れたいという事でいろいろ考えたのですが、そこで浮かんできたのが「その他」という言葉です。

考えてみたら、僕って「その他」の塊みたいな人なんですね。留学先にアメリカでもイギリスでも中国でもフランスでもドイツでもなく、北欧のしかもオーランド諸島を選ぶなんて僕ぐらいなモンでしょう。

実際、入学してみたら僕以外の学生はみんなオーランドの人かフィンランド本土のスウェーデン語圏の人かスウェーデンから来たスウェーデン語のネイティブばかりで、EU圏外からオーランド大学に入学したのは全世界で僕1人だけでした。

他にも高校時代には陸上部とボウリング部を兼部してたし、大学卒業して社会人デビューした後も北欧留学計画を優先させるために1年で仕事を辞めたし(同期のメンバーで1年で辞めたのは僕だけ)、派遣社員は女性ばかりの職場に男性の派遣社員として入社した事もあったし。

円グラフでいえばいつも1%とか0.1%とか、あるいはそれ以下の「その他」に分類されるような人です。

↑コレですね、コレ。コレの一番細い部分。

そんなまさに「その他」な僕が運営するブログなので、「その他さん」がしっくりくるかなと。で、海外に住んでるからローマ字表記で「SONOTAさん」にしようかな~と思ったわけです。

北欧に住んでる人が現地の様子をネット経由でレポートするから、「北欧通信」かなと。あと、「~通信」というと僕的にはロイター通信を連想するので、いずれはロイター通信みたいに多くの人に読まれるブログに成長すればいいな~という願いも込めて「通信」を入れてみました。(←規模大きすぎだろ)

日本に普通に住んでいるだけではまず触れる事のないであろうSONOTAな世界をこれからどんどんレポートしていきたいと思います(^^)

どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

 

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