小田さんの体験談

私がこの独学講座を受講することにしたのは、シンイチさんの語学学習に対しての考え方に共感したからです。自身が実体験として試した方法でしっかり結果が出ている、というのも決め手の一つでした。それに私の知人から「英語を教わるならシンイチくんがいいよ」と、お勧めされたこともありましたので。そして実際に話してみて語学に対しての強い思いを感じ、英語を教えてもらうならこの人だなと思いました。

実際に講座がスタートして最初に思ったのが、

「ハーフや帰国子女でもないのになんて流暢に英語を喋るんだろうか、まるでヨーロピアンみたいだな。」

でした。

自分もいつかそうなれるのかなと期待しつつ始まりました。

初めの講座で教わったのが

「学習時間の見える化」と
「ワードリスト」の作成

でした。学習時間の見える化によって、どんな勉強や練習にどれだけの時間が費やされているかが手に取るように分かり4スキル(読む、聴く、書く、話す)をバランス良く学ぶ事が出来ました。ワードリストでは、実際の感覚ではボキャブラリーが1000語ほど増加したあたりから、少しずつリーディングスピードも上がってきましたし、2000語を超えてからはますます読みやすくなってきました。現在はこのまま1万語を突破出来るように日々積み重ねているところです。

自分にとって丁度よい教材の選び方についても細かく教わりました。易しすぎず、難しすぎず、インターネットをフルに活用することによって効率良く、どこに住んでいてもその時の自分に丁度よい教材を手に入れる方法を教わりました。講座を初めた当初はリスニング教材で使ったのは、3〜5歳くらいの子供が見るようなアニメです。そんなもので大丈夫かなと最初は思いましたが、やってみると聞き取れないところはあるし知らない単語は沢山出てくるしで、自分のレベルを再確認させられっぱなしでした。

その他にもたくさんの事を教えてもらいました。難しい英単語を知らなくても、知っている単語のみを使って言い換えをする技術の大切さやそのやり方、IELTSのライティングテストの構成やまとめ方などなど、まだまだありますがこの講座での最大の収穫は自分自身で誰にも頼らずにしっかりとした学習を続けていける状態になったことだと思います。

私は約10年前に海外でワーキングホリデーを経験しました。その当時はろくに英語も勉強せずに2年近く生活していました。そこで身をもって経験したのが、たとえ英語が話されている国にどれだけ住んでもただそれだけでは英語は身に付かない、という事でした。今回、自分自身がまた英語が必要になりこの講座を受講したわけですが、そのおかげで今後はどこにいても独学を続けられる自信が付いたので本当に良かったです。シンイチさんありがとう!

 

 【管理人からのコメント】 

小田さんは以前番外編で紹介した吉田さんと同じく、オーストラリアへの移住を目指して英語学習に取り組んでいる、いわゆる「ガチの人」です。

以前から「移住を目指してオーストラリアに乗り込む」という話は聞いていたのですが、2019年4月、ついに現地入りするそうです。

例に漏れず、小田さんにも日々の学習記録をつけてもらい、それをレッスン毎に確認をしているのですが、やはりそこで努力の過程がよく見えるのですね。

最初は1週間あたりの勉強量が取れても6~7時間ぐらいだったのですが、それが自然と増えて、気が付いたら週あたり15時間超えぐらいまできていました。ちなみに小田さんは普通に会社勤めでフルタイムで働いていますし、家庭もお持ちです。勤務環境は決して楽ではなく、一日12~13時間は仕事で時間を取られますし、基本土曜も出勤してます。そんな中でもこんなに頑張れるのは、やっぱりそれだけのモチベーションがあるからなのでしょう。

小田さんは元々英語が得意だったわけではないのですが、英語力はかなり伸びました。僕の語学独学講座では独学のやり方の理論を教えますが、必要に応じて僕と1対1で英語で喋って英会話の練習をしたり、英語でエッセイを書いてもらってそれを添削したりする事もあります。で、1~2回目のレッスンでは20~30分ぐらいで

「すみません、、、これ以上はもう喋れないです。英語が出てこない。」

という具合に、英語で会話を続ける事自体が苦しかったのですが、レッスンを重ねるうちに英語のみで1時間会話がもつようになりました。会話を終える時も、

「これ以上喋れないからストップする」

のではなく、

「時間がきたからストップする」

という風に変わりました。

さて、ちょっとここで小田さんの体験談の中に出てきた、僕の独学講座に関連する「用語集」を少し解説しようと思います。

まず

「学習時間の見える化」

ですが、これは学習記録をつける事ですね。僕の講座では受講者さんと学習記録を共有し、学習の仕方に変な偏りがないかどうかをチェックします。ここで偏りを直さないと、

「勉強してるはずなのに力がついてない!」

て事になりやすいですから。

英語学習における、この「時間の使い方に変な偏りがある」というものの最たる例は、

「日本の学校(特に高校)での英語教育」

です。

僕自身、以前は高校で英語の教員やってましたからよくわかります。あれ、カリキュラムや教科書がガチガチに固められてて、”英語教育改革推進派”の教員からしたら相当厄介なんです。

よく

「中学高校と6年英語を勉強したのに、ほとんどの人はまともに英語を使いこなせない」

という嘆きの声があがりますが、その大きな原因のうちの1つが、この

「学習における変な偏り」

なのです。

実際そうですよね。特に高校なんか、ひたすら英文の和訳をやらされていませんでしたか?SVOCの5文型の分類にかなりの時間を費やしませんでしたか?それに対し、どれだけの時間、英語を

「実際に使う」

という事をしましたか?

学習記録をつける事で、それを可視化しておかしな部分を修正する事で、同じ勉強時間でも総合的な学習効果がより高くなる、というわけですね。

次に

「ワードリスト」

ですが、これはボキャブラリー増強のために作成する自作の単語リストです。元々は僕が自分のフィンランド語やスウェーデン語学習のために考えたものであり、どんな言語にも応用可能です。当然英語にも使えます。

ワードリストへの新出単語の追加の仕方にはいくつかの異なるパターンがあり、これらの異なるパターンを組み合わせる事で、新しく覚える単語の偏りを減らす事ができます。また、復習にもタイミングというものがあり、覚えた単語を復習するために適したタイミングの測り方も指導しています。

また、小田さんの体験談ではリスニングの教材として

「子供用アニメ」

が出てきましたが、これは僕の講座受講者全員が必ずやるとは限りません。

リスニングの練習に関して僕が教えているのは、

「自分の今のレベルに適した教材の見つけ方」

です。

これは当時の小田さんに適していたレベルの教材がたまたま「子供用の英語のアニメ」だっただけであり、これよりも難しいものから始めてよい人もいれば、これよりさらに難易度を下げなければならない場合もありえます。現在では、小田さんはもう「3~5歳児の子供用アニメ」は卒業しており、もっと難しいものに取り組んでいます。

講座でのやりとりを通じて、小田さんに関してすごいなと思ったのは、僕が何か学習ノウハウを紹介すると、予想の斜め上を行ってくれる事ですね。例えば先ほど紹介した「ワードリスト」だって、

「え、この前このノウハウ紹介したばっかなのに、もう1000単語到達したの?」

と、予想を上回るペースでやってくれてました。これはワードリストによるボキャブラリー増強のみに限らず、他の勉強・練習でもそう。ふと気が付いたらすんごい積み重なってる。

基本的に小田さんって、いい意味で

「事後報告の人」

だと僕は思います。

口先で

「よーし、いついつまでに1000単語やります!」

とは言っておきながら、実際にはその半分もいかないみたいな

「有言不実行」

の人も少なからずいる中、小田さんは僕に「いいペースですね」と指摘されて、そこで初めて

「あ、そういえばもう1000単語到達してましたね。ハイ」

という。

宣言などする暇があったらもう取り掛かってる。
既に終わってから報告。
不言実行の男。

こういう「不言実行系」の努力、僕は好きです(^^)
あくまで僕の個人的な意見ですが、有言実行よりよっぽどカッコいいじゃないですか。

なんか何年かしたら、

「どうもお久しぶりです。そういえば、オーストラリアの永住権、とれました。ハイ」

みたいな事後報告も来そうな気がしますな。

って、、、始まってもいないうちから僕がこんな「宣言系」の事やってたらいけないですね。僕も小田さんを見習わなければ(^^;)ハイ。

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